昼休みに仕事の話をしてくるな!

2021年10月5日火曜日

カルチャー

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休息が創造力に与える影響をきちんと理解した方がいい!

仕事中にも、リフレッシュの時間は必要だ。適度に脳を休めておかなければ、クリエイティブな状態になるのは難しいと言われている。脳の疲労が、創造力を低下させるからだ。それを知っているからこそ、自身のパフォーマンスに敏感なビジネスパーソンほど、休息を大事にするのだろう。

特に重要視されるのが、昼休みだ。これだけの時間、まとめて脳を休められるのは、そこだけだからだ。それ故、昼休みの過ごし方に、こだわりを持っている人が多い。自分なりの最適なルーチンを、しっかり確立している人たちだ。


そんな、昼休みの過ごし方として、主なものを挙げるとしたら、次の通りとなる。

・散歩に出かける。

・カフェでくつろぐ。

・気の合う仲間とおしゃべりする。

・自席で気ままにネットを眺めたりする。

まさに、人それぞれで、優劣が生じるものではない。好きな場所で、好きなことをしながら、好きなように過ごせばいい。こればかりは、他人からとやかく、言われる問題ではないはずだ。


しかし、「自席で気ままに」に限っては、上司や同僚などの、他人からの影響を受けがちだ。貴重な休憩の邪魔をされてしまうのである。その主犯となるのが、昼休み中も休まずに仕事を続ける人。よほど忙しいのか、食事とトイレ休憩以外の時間は、ずっと仕事だ。

厄介なのが、そのタイプの人は、他人の休憩時間に対しても、浸食しようとする傾向があることだ。例えば、休み時間に自席でくつろいでいると、色々と話しかけてくる。しかも、その内容が、仕事に関する相談や質問だったりする。

「例の件、どうなった?」

「〇〇について、もう一度、教えてくれない?」

その一言で、訊かれた方の休憩時間は終了となる。強制的に仕事モードに引き戻されるため、リラックス効果も台無しだ。


これは、はっきり言って、迷惑行為である。とは言え、面と向かって文句も言いにくい。となると、対処するには、逃げるしかなくなる。その人から物理的に話しかけられることのない、カフェなどの場所に逃避するのだ。割り切れない思いも残るだろうが、自衛のためには止むを得ない選択だ。


ちなみに、昼休みに仕事の話をしてくるタイプの人には、ある傾向が見られる。残業時間が多いのだ。おそらく、メリハリをつけるのが苦手なのだろう。だから、取るべき休みも取ろうとせずに、ずるずる働き続けることになる。

気の毒だが、このタイプには、クリエイティブな仕事は無理だ。おそらく、脳が披露していて、単純作業しか出来ない状態になっている。だから、尚更、関わりを減らした方がいい。そうしなければ、“非”クリエイティブな仲間に、引きずり込まれてしまいかねない。


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